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二児の母・時短勤務…バリキャリ女性役員の“期待を超え続ける仕事術”とは?【役員インタビュー#2 前編】

こんにちは!福岡支社インターンの姥嶽です!

皆さんは、今年のGWはなにをする予定ですか??

ちなみに、私は東京に行く予定があります^^
大学の友達と久しぶりに会うので楽しみです♪

皆さんも、GWですっきりリフレッシュしてくださいね🥰

 

さて、今回インタビューしたのは、入社9年目の古川さんです!!

2児の母・時短勤務でありながら、圧倒的な成果を残されてきた古川さん。

今年の4月から執行役員としてバリキャリの道を開拓されている古川さんに

・成果を出し続けるうえで大切にしていること
・9年間いるからこそ分かるTimingoodの社風

など、仕事中は聞けない話まで聞いてきました!!

前編では、古川さんの過去や仕事術について深掘りしています🔥👀
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです!!

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ーーまず、古川さんを知らない人のために自己紹介をお願いします!!

Timingood執行役員の古川由愛です!

2012年、新卒で貿易会社の書類翻訳業を1年経験した後、インポートアパレルで1年働きました。

Timingoodには2014年3月に入社しているので、今年で9年目になります!

休日は、仕事をしているか子供と遊んでいるかのどちらかです!(笑)

 

ーーおお、なんか自己紹介からストイックな風を感じました…!
Timingoodに入社された経緯を教えてください!

高校時代と大学時代に留学経験があったので、英語に携わる仕事を探していたところTimingoodの求人を見つけました。


ーー入社の決め手は何だったんですか?

面談をさせていただいた現会長の人間力に惹かれたことが1番の決め手ですね。

人を惹きつける話し方や、この人のために頑張りたいと思わせる人柄を感じて「この人に付いていきたい!」と心動かされたのを覚えています。


ーーそうだったんですね!

入社後はどのような業務を担当されていたんですか?

入社後は、海外の情報を日本語に翻訳する業務を担当しました。

海外から送られてくる情報を翻訳してクライアントさんに送るといった業務です。


ーーTimingoodにそんな仕事があったんですか!

知らなかったです!!

9年前はありました(笑)
ただ、しばらく担当していたサービスの売却が決まって、翻訳作業がなくなることになったんですよね。

今だから言える話ですが、英語に携わる仕事がなくなった時に辞めようとは思っていました。

でも、別部署の仕事も手伝ったりしていたので、辞めるタイミングを逃したんですよね(笑)


ーーそんなことがあったんですね😲

金融部署がなくなった後は、どんなことをされていたんですか?

その後は、キーワード検索から入ってきた人(SEO)向けの記事作成を少し行ったあと、気づけば今の広告事業部にいましたね。

社内を転々として今に至ります(笑)

ーー今まで様々な部署を経験されてきた古川さんですが、
現在はどのような業務をされているんですか?

主に4つですね。

・広告作成から運用
・社員の売上や案件、タスク管理
・外注や代理店とのやり取り
・インターンや中途の研修、指導

などを行っています。


ーー仕事の幅が広いですね!

最近、会社のInstagramアカウントも開設したと小耳にはさみました!!

そうなんです!!
採用を強化するために、会社のインスタを開設しました。

コンテンツ考案から画像作成など運営も担っています!

社内のリアルな情報をたくさん載せているので、ぜひ見てみてください!!(笑)


ーーさすがシゴデキ姉さんです…!

私もフォローします!

ーーおおお社員やインターンの雰囲気がめっちゃ分かりますね!!!👀
気になる方は下のリンクからフォローしてみてください👇

Instagram

 

ーー話が脱線して申し訳ないです(^^ゞ
入社から多くの結果を残されてきたと思いますが、逆にこれまで挫折した経験ってあるんですか?

私の中で「挫折」という言葉は「立ち上がれないほどの苦悩」と解釈していて。

周りからすれば挫折と感じることも、恐らく自分の中で「しんどい」の方へ自動的に分類していると思います。


ーーたしかに、「しんどい」だったら立ち直れる気がしますね!

ちなみに、古川さんが1番でしんどかった時っていつなんですか??

今の業務で一番しんどかったのは、2022年の8月に1500万、翌9月に1000万の粗利を出した時期です。

「単月ではなく、2ヶ月連続で粗利1000万を超える」というラインを自分の中で引いていて、次のステップに進むには絶対条件だと自分に課し負荷をかけていました。


ーーすごく重い負荷ですよね。

どうしてそこまで自分を追い込もうと思ったんですか?

広告業務を始めてから、自分の中で500万、800万、1000万という段階を踏んだ目標数値を立てていたので、この達成ラインは自然な流れでした。

またインターン生や新入社員がどんどん入ってくる中で、会社での自分の役割が変化していることに気づいたのも理由の一つでしたね。

プレーヤーから下を育て会社を大きくしていく管理の方へといくことが次のステップだと思ったのですが、指導される側からしたら結果も出してない人から色々言われたくないじゃないですか(笑)


ーー確かにそうですね(笑)

「自分も出来てないクセに…!」と素直にフィードバックを受け入れられない人もいるかもしれませんね。

私自身も「自分で見たこともない景色を想像で語らないでほしい」と思うことは経験してきたので、ありとあらゆる分析をし仮説を立て、考えつく施策は全て検証し再現性の高い利益の出し方を模索しました。

あとは私の仕事観の話になりますが、依頼主の期待を超えることが仕事の本質だと考えているので「上司やクライアント様の求めている以上の結果を出す」ということは常に前提にありますね。

そういう思いがあって、踏ん張ってこれたんじゃないかなと思います。


ーー”期待を超える”この言葉は社員さんからもよく聞きますね。

しんどい経験から得たことはありますか?

この経験を通じて、自分の限界は自分で決めてしまっているんだなと改めて感じました。

「できない」わけではなく「やりたくない、面倒、きつい」んです。

その感情を取り払って自分を追い込んでみることの必要性を再確認しました。

限界を超えた先でしか見えない景色や知見が得られたことは、大きな収穫でしたね。


ーー(か、かっこいい…。あ、冷静にならねば!!)

自分で「ここまでかな」と上限を決めていなかったからこそ得た結果なんですね。
古川さんの自分にストイックな性格は昔からなんですか?

そうですね、昔から結構極端で。

やるならちゃんと完璧にやる、やらないなら全くやらないみたいな、0か100かみたいな部分があります(笑)

自分を追い込むことで自分のキャパを無理やり大きくしていくことは、学生時代の2度の留学経験で培った部分もありますね。


ーーそうなんですね。

特に、今の自分に繋がっている経験はありますか?

大学4年の時、2度目の留学先としてカナダに行った時のことですね。

人生で初めて「明日が来るかわからない」と感じる経験をしました。

現地の学校では、プレゼンやレポート提出、テストが毎日あったので、準備と勉強で気づいたら朝という日が日常茶飯事でしたね。

やらなければいけないことは山程あるのに、知識やキャパが追いつかず毎日が出口の見えないトンネルの中にいるような感じでした。

出口の光も見えない、毎日失望感と劣等感に飲み込まれそうになりながらも、目先のことを片付けて一歩でも先に進まないといけない、言葉にならない感情を抱えながらとにかく生きることだけで精一杯でしたね。


ーー失望感と劣等感…。

言葉が重たすぎて、しんどいってもんじゃなさそうですね。

ですね(笑)

ただ同時に、人生の中で一番「生きることを噛み締めて、実感していた」日々でもありました。

追い込まれて、急かされて、自分が極限まで落ちていく。

真っ暗闇の中どうにか這い上がろうともがく様子は、生きていることが当たり前になっていた自分に喝が入ったようでした。


ーーその経験が、今の古川さんの”自分を追い込みながら成長していく”原体験になったんですね。

振り返ってみれば、そうかもしれません。

それまでは居心地のいい環境に身を置いてばかりいて、自身の力を試すような、切羽詰まるような局面に自らを立たせることをしてこなかったので、一歩踏み出して自分の限界を知ることはとても重要だと知ることができましたね。


ーー自分の限界をつくらないことがTimingoodに入社しても活きたんですね。

そうですね。

どんなことがあっても物事や状況を俯瞰し、分析し仮説を立て、トライ&エラーを繰り返しながら前に進んでいく。

まさに日々の業務に直結していると思います!!

挫折とまでは言いませんが、辛くしんどいことをそれなりにたくさん経験してきた中で、今は全ての経験に意味があったと思っています。


ーー多くの経験から得た学びが、今の古川さんを形作っているんですね。

特に、結果を出すために意識されていることはありますか?

仕事に限って言うと、3つあります。

1つ目は「自責で考えること」です。

なにか上手くいかなかった時や作業が遅れてしまった時に、外部要因のせいにしたり他人のせいにしたりする人がいますが、だいたいのことは自分に責任がある場合が多いと思います。

改善すべき点、反省すべき点をしっかりと考え分析し、次に繋げるという作業は自分が成長するために必要なことだと考えています。

というのも、自分以外の周りを変えるのと、自分を変えるのとどちらが早いか考えた時に、自分が変わるほうが効率的で汎用性が高いと思うんです。


ーー様々な事象を自分事化して、成長に繋げるんですね。

そうそう。

責任の所在は自分にあるので、当事者意識が芽生えやすく、自身の成長の機会にもなるんですよね。

それに、人のせいにしてその後その人が責任持って尻拭いしてくれるかというと、そうではないですよ(笑)


ーー確かに、人に責任転嫁したからといって、なにか状況がいい方向に変わったことはないです😅

そうなんですよ。

人のせいにしても結局自分が片付けなければならない可能性のほうが高いので、最初から自分の落ち度を探したほうが、成長する上では早いと考えています。


ーーなるほどですね。

2つ目に意識していることは何でしょうか?

二つ目は「スピード感」です。

作業スピードもそうですが、”思考スピード”がとても重要だと考えています。

弊社の業務は24時間365日が売上の好機となり、遅れが生じると機会損失が目に見えてわかるんですよ。


ーー”いかに早くアイデアを出して実行できるか”というスピード感はたしかに重要ですね。

具体的には、業務のどんな時に意識されているんですか?

特に意識している時は4つですかね。

広告を見てデザインやテキストの良し悪しを判断し、構成を理解し、要素分解、感情分析するまでに【どれくらいの時間がかかっている】のか。

広告効果を左右するリサーチ(案件やターゲット層、抱える悩みや感情、習慣など)は、例えば【30分でどれだけ収集できている】のか。

収集しながら、【同時進行で頭の中に新しい訴求は思い浮かんでいる】のか。

収集したものを見て、【瞬時にテキストの構成を作り上げることができる】のか。

このように常に意識して仕事をしています。


ーー頭がパンクしそうです(笑)

私も最初はそうでした😓

作業の質もスピードも上げていく、というのは難しいです。

難易度の高い技術ではありますが、これは作業過程の意識の仕方で大きく変えていくことができます。

私はこの部分に関して言えば、社内で一番早い自信がありますね(笑)


ーーさすがすぎます…!

仕事で何をするか、というよりも”どのようにするか”が重要なんですね。
最後に意識していることは何でしょうか?

三つ目は、「自分の役割を明確化すること」です。

自分はなぜその作業をして、何の役に立って、会社にどう貢献できているのかを考えることはとても重要だと感じています。


ーー組織における相対的な自分の強みを理解して行動するということですか?

そうですね。

もちろん直接的に利益を生み出すことだけが貢献ではありません。

広告を運用している人をサポートしたり、業務が円滑に進むような仕組みを作ったり、各々でこの答えは違うでしょうし、正解もないと思います。

重要なのは「自分の得意不得意を理解し、どう強みに変えていけるのかを考える」ことです。

この部分があやふやでぼんやりしたままだと、出てくる結果もぼんやりとした、そして再現性のないものになってしまいます。


ーーそうなんですね。

ちなみに、Timingoodでの古川さんの強みは何だと思いますか?

第三者目線で物事を見れることと、情景の浮かぶような感情にフォーカスしたテキストを最速で作れることだと思います。

振り返ると、仮説分析が曖昧なものや、ユーザーの立場になれず主観が入ってしまうような広告はやはり効果が悪い場合が多かったですね。

でも広告文の裏に隠れている感情やユーザー心理を分析し、悩みと紐付けたような広告は効果がいい確率が高く再現性も高いことがわかりました。

トライ&エラーのテスト回数も他の社員より多い自信があるので、そこも私の強みかもしれません(笑)


ーー試している回数が多いからこそ発見できた強みだったんですね!

私も強みを”再現性のある武器”として使えるようにたくさんトライしてみます!🔥

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インタビュー前編を最後まで読んでいただきありがとうございます!!

古川さんの仕事術と仕事への向き合い方はいかがでしょうか?

「一歩踏み出して自分の限界を知る」

この言葉は、個人的にとても印象的でした。

無意識に自分の限界を決めて、成長をストップさせている時は誰しもあると思います。

そんなときこそ客観的に自分をみて、「これは自分で決めた限界点じゃないのか?」と気づけることが、次のステージに行ける人と行けない人の違いだと思いました!

後編では古川さんがTimingoodで身に付いたと思う力、社風や今後の展望などを深掘りしていきます。

インタビュー後編もお楽しみに!

Timingoodでは一緒に働く仲間を募集しています!!
少しでも気になる方は、ぜひカジュアル面談しましょう!